糖質制限ダイエットブログ

ライザップ後、見事にリバウンドしました。 しかし、自己管理でライザップ時の体重まで目前。 自分の身体を通して、どうしたら無理なく痩せるのか?を実験しています。ライザップ時 64kg→ライザップ後74kg→現在67kg。 トレーニングなし、食事制限のみで痩せられます! 食事管理をSNSで行うソーシャルトレーナーです! 痩せたい方はご連絡ください!→tnat.0109@gmail.com ※日々の生活の中で、アンテナに引っかかったことも書いたりします

糖質を摂取しても太らない薬?

SGLT2阻害剤という名前を聞いたことがあるでしょうか。

この薬は、二型糖尿病患者の余った血糖を尿中に放出することで血糖値を下げるというものです。

つまり、体重減少の効果もあると注目されました。

ところが、2015年にこの新薬を服用した人から10人もの死亡者が出たことをマスコミが報道しました。
高齢者が利尿降圧剤とSGLT2阻害剤を併用した結果、脱水症となり、脳梗塞を発症しました。

日本糖尿病学会は、2014年6月と8月に限られた場合にのみ使用するようにと勧告しましたが、その後、脱水や腎障害などに注意して使用すればほとんど安全であることがわかりました。

糖質を自由に食べていいわけではありませんが、1日に約100g近いブドウ糖を尿中に排出するので、薬物による糖質制限食という見方もできます。

この薬の評価が高いということは、糖質制限食の有効性を示すものともいえます。

糖質制限食は食材による外部からの糖質をカットして、血糖値を下げますが、SGLT2阻害剤は、身体の内部で産生したブドウ糖を排出するので、両者併用で、劇的な効果が出ることがあります。

ちなみにこの薬は糖尿病患者に保険適用で処方されているが、糖尿病患者でない場合もちろん保険適用外となる。
その場合の価格は、50錠で3万円程度となります。

1日1錠で良いので、どうしても糖質を摂取しなければならないときは重宝しそうです。

糖質制限で食後の眠気はなくなる!

ごはんを食べた後眠くなることはありませんか?

当たり前のことだと思われるかもしれませんが、違います。

糖質を摂ると血糖値が大きく変動しますが、血糖値の急激な上下動は大きな影響を及ぼします。

糖尿病の治療として糖質制限を始めたひとは食後の眠気がなくなったそうです。
歴史をたどると、人類が狩猟生活をしていたころ、食事をするたびに眠気に襲われていたのでは大型肉食獣の餌食になってしまいます。

そんな特徴をもっていたのな、人類は今日まで生き残れなかったはずです。
大量の糖質を口にすることがなかった大昔の人達は食後と昼寝など必要なかったのでしょう。

つまり、食事そのものが原因なのではなく、現代の糖質を大量に食べる生活が眠気を起こさせ、頭をぼーっとさせていると考えられます。

糖質過剰による血糖値の大きな変動は精神的にも好ましくない影響があるんですね。

糖質制限でなぜ痩せるのか?

③栄養素によって消化吸収に使われるエネルギー量の違い

 

食事でとった栄養が消化吸収にされるときに使われるエネルギーが、糖質は6%、脂質は4%、タンパク質は30%となります。
タンパク質はかなりエネルギーを使うことがわかります。

つまり、糖質制限食ではタンパク質の摂取量がおおくなるので、その分消化吸収に使われるエネルギーが多くなり、エネルギーを多く使えばそれだけ痩せやすくなるわけです。

 

 

糖新生(とうしんせい)という働き

 

人体には赤血球のために最低限の血糖が必要なのですが、血糖がある程度減少して来ると、肝臓でアミノ酸や乳酸から新しくブドウ糖をつくり血糖をおぎないます。
この肝臓の働きを糖新生といいます。

糖新生のときには脂肪を燃やしたエネルギーを使うので、糖新生が多く起こるほどエネルギーをたくさんつかい痩せやすくなります。

糖質の量が多いと、それが分解されてブドウ糖になりますので、血液中にブドウ糖が余った状態ですので糖新生が起こらない時間が長くなります。
つまり、糖質の量が少なければ、糖新生をする時間が長くなるのでその分エネルギーが使われて、痩せやすくなります。

糖質制限で痩せる理由

糖質制限ダイエットを始めるにあたり、重要なことはなぜ糖質を制限すると痩せるのか?ということです。

理由は4つあります。

1つ目は、身体に蓄えられた脂肪を使いやすいため。

人にとってエネルギー源となるのは糖質と脂質です。
糖質を頻繁に過剰に摂取していると、脂質をエネルギーとして使う仕組みが働きにくくなります。

逆に、糖質を制限してあまり摂取しないと、脂質をエネルギーとして使いやすくなり蓄えられた脂肪が減りやすくなります。

2つ目に、肥満ホルモンであるインスリン追加分泌が少なくなること。

インスリンは余ったカロリーを脂肪細胞に溜め込む作用をするので、糖質の摂取量を減らせば、その分追加分泌が少なくなり肥満になりにくくなるというわけです。

長くなるので残りは明日以降に。

ダイエットのコツは頑張らないこと

痩せるために頑張る(我慢)のはオススメしません。

何故なら、反動(リバウンド)が必ず来るから。
この反動がないなら、誰でも簡単に痩せられるはずでトレーナーなんて必要ありません。

そもそも我慢は身体にも良くないですし、精神的にも良くないです。

健康のために減量しようとしているのに、元も子もないありませんよね?

糖質制限に我慢は必要ありません。
キチンと食べてキチンと痩せる。

その体験を広めたい。

×頑張るダイエット=失敗
○頑張らないダイエット=成功

その成功体験をサポートさせてください。
ご質問などはお気軽にこちらへ→tnat.0109@gmail.com

ソーシャルトレーナー 林

 

 

 

 

「脂質は太る」は嘘?

脂質の摂りすぎが肥満の原因では?と考えられていた時期があります。
アメリカで肥満が社会問題となり、国を挙げて1971年から2000年までの30年間で脂質の摂取量を制限させていました。

しかし、この30年間でなんと肥満は倍増してしまいました。1971年に肥満率が14.5%だったのが2000年には30.9%に達しています。

脂質を減らして肥満を減らすどころか、むしろふやしてしまう結果となりました。

実は、この期間に脂質を減らす一方で、増えていたのが糖質だったのです。
そのため現在では、肥満の原因は脂質の過剰な摂取ではなく、糖質の過剰な摂取ではないかとかんがえられているのです。

事実、医学研究では糖質を減らした食事によって肥満解消に効果があると証明されています。

正しい糖質制限とは?

糖質制限をして体調不良になった」

よく聞きますが、それは「間違った糖質制限」だからです。 

糖質を制限するだけではカロリーも制限されてしまいます。
その結果、ふらふらしたり力が出なかったりするわけです。

では、どうするのがいいのか?
「糖質を制限した分、脂質とタンパク質を摂取する」

これが「正しい糖質制限」です。

糖質制限を始めてから、階段を上がる時にしんどいなーと感じるようになったらそれは「間違った糖質制限」をしているサインです。

糖質は制限するが、カロリーは制限しない。
というのが正しい糖質制限です。


ソーシャルトレーナー
林 竜也